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2009年02月03日

育成プログラム

H20から銃を持ち、うちの支部に入部してきた新人くんから

鹿の獲り方を教えてくださ~い って電話が来ていたときには

私は既に猟場にいたり・・・で、なかなか一緒に回ることがないまま

時間は流れていた。

懲りずに、彼はまた電話をくれた訳だが・・・・

正直、私が教えてもらう立場なんですよ!

と、やんわりと断りました。爆

私のデビューの時もそうでしたが、ベテランが2,3人ついてくれて

みっちり指導を受けたわけです。

その新人くんにも、同じようにベテランに着いて行け! と、

アドバイスしましたが・・・・

知らない人ばっかりで、どうして良いかわからないらしい。

でも、彼は私の師匠でもあるS氏が、所持までの世話をしていたので、

S氏にまめに連絡を取って、連れて行ってもらうのがベストなんだけど、

彼にとってはS氏は、さしずめ雲の上の人らしく、

お願いするのも、躊躇している・・・という。


気持ちはわからなくはないが、恩返しは出来るし、S氏だっていつまで猟を続けられるか

わからないんだし、今のうちに吸収できることは貪欲に吸収した方が良い。

また、S氏は次期の事務局をやりたがっていたし、その素質もあったのだが、

なぜか事務局は私に振られて、正直なところS氏は私のことをあまり良く思っていないようだ。

それでも、お互いに大人なので、今でも師弟関係は決して崩すことなく、振る舞っている。


こういう、人間関係は社会人なら、どこででも経験するだろう。

正直、考えても何も解決しないことが多いので、時の流れに身を任せテレサテンが無難だ。

そんな状況で、私が新人くんを連れて歩いている・・・なんてことを、

S氏が知ればどういうことになるか、私には想像ができる。

そこで・・・

俺も一緒にS氏に頼んであげるから、やっぱりエゾシカ猟という物を自己完結できるように

S氏に付いて覚えた方が、早道だよ! と言葉を掛けた。

獲物の発見から残滓処理までの自己完結が出来れば、単独猟の楽しさもわかるようになる。

新人くんは、スラッグ弾を撃っているとのことなので、サボスラ用のハーフライフル銃身も

手放す人がいないか、みんなに聞いてあげることにした。


新人くんも大変だろうけど、S氏がへそ曲げないようにがんばってもらいたい。

この手の余計な気遣いが疲れて、みんな辞めちゃったり、飛び込めなかったりするんだろうね。

でも、ハンターは一人で自己完結できれば、十分楽しい趣味となるし、

そりゃ、みんなでワイワイやるのも楽しいけど、醍醐味は単独猟かな・・・と

最近思っているとこですわ。

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この記事へのコメント
仕事でも趣味でも最近の子は人に聞けない人が多いよね。
臆せず何でも聞いたらいいのにと思う事が多々ありますが。
まるっきりの教えて君でも困りますけどね、コミニケーションを取るのが下手なひとが増えた様な気がします。

ナンパ位出来なきゃね!

話逸れてるって(笑)
Posted by 爺 at 2009年02月03日 12:01
  爺  さん

 ナンパかぁ・・・・・ うっとり。
Posted by T主T主 at 2009年02月03日 12:16
1から自力で出来ないのがこの世界。
故に人間関係は必至ですし、じゃあ単独でやったる!というダメ元根性が
あれば生き残るんでしょうけどそんな時に年がそんなに離れていないT主さ
んが目に止まって救世主に見えたんでしょう(苦笑)

やはり年代がそんなに離れていないほうが教えて貰い易い事は確か。
この前皆さんで集まった時のようにお互い切磋琢磨する位が猟を覚える
近道なのかもしれませんね。
まあ要は本人がやり易い(訊き易い)と思った環境が一番の近道であり
そんな環境を自然に作れればなと勝手な事を妄想しております(笑)
Posted by ウルフ at 2009年02月03日 20:02
Sさんに橋渡ししてあげてください

同時期からの仲間がお互いに切磋琢磨するのが、上達する近道かと
やっぱり悔しい思いをしないとダメですからね

だけど、最初から指南してくれるベテランさんが居るってのは幸せな事だと思いますが・・・
是非、Sさんからテクを盗んで貰いたいですね
Posted by はんてぃんぐねっと@しゃちょ~ at 2009年02月03日 21:37
はじめまして。
私も銃を所持してから3年目のひよっこハンターですので指南お願いします。
転勤で紋別の近くに来られたのもご縁かと…
Posted by A-BOLT at 2009年02月03日 21:43
  ウルフ さん

 昔、ネットなんか無かった頃なら、
 私は、ウルフさんなどの素晴らしい仲間と
 知り合う機会さえなかったと思うんですよ。
 銃や弾に関する知識も、ネットを通じて仲間になった
 皆さんから、教えられることばかりです。

 昔は世襲制というか、ベテランから若手に、色々と引き継がれて
 伝統みたいなものができあがったんでしょうね。
 それが唯一の情報というか・・・

 実践では、本当に経験に勝る物無し・・・でして、
 良い経験ばかりじゃなく、失敗も大切な経験ですよね
 教科書から得る知識というよりも、体で覚える反復トレーニング
 という感じですよね。

 ある程度経験が積まれると、一応のことは一通り出来るようになり、
 さらに技を磨き、速度や精度を高めることによって、無駄がなくなる。
 いわゆる創意工夫が生まれる。まさに今の私達のレベルですよね。
 だから、そんな私達に新人さん教育は、まだ早いと・・・思います。

 もちろん、知っている知識や、事務手続き上のことは、
 教えられると思います。
 でも、現場での行動、判断は、まだまだひよっこです。
 
 技の他には、ハートも育てなきゃ!
 熱いハンター魂というやつですね。
 

 
Posted by T主T主 at 2009年02月03日 21:56
  はんてぃんぐねっと@しゃちょ~  さん

 私達の世代に出来る恩返し的な事と言えば、
 やはり、『橋渡し』をスムーズに行わせることかと・・・

 私達はまだ訓練生みたいな時期ですからね
 ヒグマ猟を教えてもらえるくらいの、安定感や猟のセンスも
 もちろん大切ですが、チームプレーというものも
 まだまだ実戦経験が必要だと思います。

 なかにはとんでもない先輩もいますが・・・汗
Posted by T主T主 at 2009年02月03日 22:05
  A-BOLT さん

 はじめまして。
 私に教えられる事なんて、何も無いはずですよ。

 地域は違っても、一緒に楽しみつつ
 今迎えているこの業界の危機を、一つ一つ解決できたらいいですね。

 もし、お近くの方でしたら、直接メールフォームで連絡ください。
 私はどこに在住かは、明かしていないんですけどね・・・
 行動範囲も広いですが、女性の好みも広いです。爆
 

 
Posted by T主T主 at 2009年02月03日 22:12
おばんです♪ここはあえて、T主さんが引っ張って歩きましょ♪
自分が成長できるチャンス到来と思って指導に回ってみては!?

ひとつひとつ指南してくれるベテランが居るのは幸せですが、切磋琢磨できる新人や仲間が居るってのもまた幸せなことだと思いますよ♪

人に教えることは、自分に教えることと同じと言います。
できるできないとか、知識不足とかじゃないと思うんですよね~。あえて皆さんと反対意見・・・笑

分かることだけでも良いからまず教えてあげて、分からないことは下準備なり予習をする、その積み重ねが結局自分を成長させる糧になると思うんです。。

同世代(同時期)の仲間が欲しいです。。。。羨
Posted by 山猫 at 2009年02月04日 00:30
  山猫 さん

 おっしゃることはよくわかりますよ。
 
 「教学半」 ということですね。

 教えると言うことは、半ば自分が学ぶことである。

 この言葉は、私の恩師から頂いた言葉でもありますが、

 私は教員免許は結局取りませんでした。爆

 
 でも、私の出した答えは、本文の通りに、

 所持までの面倒を見てくれたS氏に、まずお願いする姿勢が
 
 大切であることを含めて、伝えたわけです。

 S氏を初めとして、ベテランさん達は、新入りがどの派閥に付くか

 大変関心を示しています。苦笑

 意思表示をする上でも、やはり最初に面倒を掛けたS氏に

 ついて行くんだという、暗黙のルールを諭したつもりです。

 なぜか、私達3人(一緒に所持した仲間)は、異端児として

 どの派閥にも属さないレジスタンス扱いを受けてますが・・・爆


 同世代(同時期)の仲間は、本当に大切ですね。

 私達も何度か意見がぶつかったり、したものですが、

 自分から折れても、絶対に仲間との繋がりは大切と思えますよ。


 と、まあ今回は、私が事務局ですし、頼りにされることはありがたい

 ことなんですが、役員であり、派閥をまとめる立場からは、

 その構図を崩すようなことは出来ない訳です。


 新人くんには、通るべき道なので、通ってもらった上で、

 私達と純粋にハンティングを楽しめるようになったらいいですね。


 ブログタイトルを『事務局員の苦悩の日々』に変えようかな・・・爆
Posted by T主 at 2009年02月04日 10:30
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