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2006年09月08日

猟について

 狩猟と出会い鳥や鹿を捕まえること(殺してしまうこと)が現実味を帯びてくると、やはり葛藤があります。今まで見るだけの存在だったものを殺せるだろうか。魚釣りで魚は平気で死なせてしまえるのに、何故か鳥や鹿には抵抗を感じます。考えてみれば不思議な話です。同じ命あるものなのに。結局は環境や慣れの問題なのだろうか。

 しかも、我々人間は生きてゆくために、大量の家畜や魚介類の命を奪ってます。実際に奪うのは、ハンターであったり漁師であったり、それ専門の職業の方であって、家庭に巡ってくる頃には、ただの肉片と化した状態で、しかもパック詰めで店頭に並びます。そこには動物の命を奪い、それを喰らい生きている人間の姿など、微塵も感じないわけです。

 大切なことは何なのか? やはり猟をすることと、食べることは表裏一体でなければならない。食べずに殺めるだけでは、自分自身の納得がいかないような気がする。当然、子供達にも何故自分は猟をするのか、そして人間が生きていくための、他動物の命を奪う行為を、きちんと教えていく必要があるだろう。味付けが嫌いだから残す…そんな食卓での1コマも、子供達から消えるきっかけにでもなれば、さらによいだろう。

 猟に携わることによって、そんな生命の営みを、きちんと子供に伝えたいと思うのは、アマちゃんハンターなのだろうか…。本当に残酷なのは、食べ残すことなんじゃないかな?自然の恩恵に感謝できるハンターというのもありだと思うし、教本などにもそのことはテキストで触れられている。

 何も知らずに、ただ「お前は残酷な奴」という烙印を押す輩もいるだろうが、俺はそんな奴らはかまわないでおこうと思う。何も知らないことの方がどんなに残酷な奴であろうか…と思うからである。
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