2009年01月09日
息子との旅(プチ)
風呂上がりのリラックス状態で、
息子の陰嚢の大きさの違いが、
はっきりとわかる。
鼠径ヘルニア
ってやつかな・・・と思いながら
息子に、「痛くないないか?」
と、尋ねてみた。
息子の陰嚢の大きさの違いが、
はっきりとわかる。
鼠径ヘルニア
ってやつかな・・・と思いながら
息子に、「痛くないないか?」
と、尋ねてみた。
「痛くない」
と言う息子に、
「ちょっと触ってみて良いか?」
と言いながら、手を近づけると・・・
ひゅるひゅる~と陰嚢は縮上がる。
「あれ?」
手を引っ込めると、まただら~んと
垂れ下がってくる。
こりゃ、一大事だなと感じて、
隣町E町の病院へ連れて行く、
最初に小児科の受付を済ませ
問診されると、外科へ行けと言われ
外科に行くと、今度は泌尿器に行けと、
たらい回しにされる。
しかも、医師の診察無しに看護師に
言われて、結局午前中の約4時間は
診察を受けることすら出来ない。
痺れを切らして、受付で一体どうなっているのか
尋ねるが、的を得ない説明に
「今日は時間がないので、出直してくる」
そう告げて、病院を後にした。
前日にネットで調べたところ、
札幌に鼠径ヘルニアのスペシャリストが
居ることが解っていたので、
E町から札幌を目指す。
日帰り手術を売りに、JRタワーオフィスで開業している、みやざき外科JR札幌駅に直結なので、
車は深川に置き、JRに乗り換える。
Sキップを使えば、往復しても車で乗り込むより
速くて安くなる。駐車場の心配も渋滞も関係ない。それに楽チンである。
息子も滅多に乗らない特急に
興奮気味で、ちょっとした旅行気分のようだ。
実は今回の診察に対して、怖がっている節があったので、気分転換も狙っての作戦だ。
診察時に症状が出なければ、
どんな名医でも診断ができないだろう・・・
そう考えたのだが、宮崎医師には無用のものであったことは、後に気づかされる。
札幌駅の東改札口を出て、
みやざき外科までは、ほんの2分ほどで
この雑踏の中、病院があるということには
違和感を覚えながらも到着する。
ネットでは年間2000例もこなす
忙しそうな病院だとわかっていたが、
待合室は他に1人だけ・・・
ほどなくして、名前を呼ばれて
診察室へ入る。
病歴などの聞き取り後に
すぐに患部を見せることに・・・
恥じらいというか、くすぐったいのを
我慢しきれずに、モジモジする息子
だったが、プロと思わされるリラックス
トークで、息子を怖がらせない。
「おとうさんは、他の病気とかを疑わなかったんですか?」
そう尋ねられて、下腹部を触って確認したことを伝える。
「今まで、お腹が痛くて病院に掛かったりしたことはないですか?」
そう尋ねられて、原因不明の腹痛で入院したことや
それがEBウイルスだと言われたことも話す。
「その時にお腹の触診をして、医者がヘルニアを見落としていると思います。
でも、お父さんの言うとおりに、お腹を触れば左右の違いに気がつくし、
息子さんのは典型的というか、わかりやすい症状なんですけどね・・・
北海道は特に小児科医師の外科的な診断力が劣るんですよ」
と、医療事情を話してくれた。
日帰りじゃなくても、しっかりと治したいと
伝えると、心配ありませんとのこと。
逆に、簡単なオペなので、大きな病院では
消毒が必要な縫合を行い、無用な入院を
させる事が、間違いだと指摘する。
なかなかおもしろい事を言う医師だなと
思いながら、他にも色々と尋ねたが、
気持ちよく答える姿は、実に自信に溢れ
今まで持ち得ていた常識が、
本当は非常識であったと気がつく。
納得のいく術前説明。
もし・・・とか、不安要素に対する
無駄のない芯の通った説明に
大変信頼感が湧いた。
あのE町の病院の医師とのレベル差などを肌で感じた。
妻は、自分の勤務する病院は絶対に信頼していない・・・という
お粗末な状態であり、私自身もそれならば、E町の病院へ・・・と考えていた。
しかしE町の病院も、恐るべきたらい回し・・・
正直、みやざき外科は最後の砦
そんな感情を抱き行ったのだ。
手術日は、3月にしてもらった。
もちろん、医師との相談の上、
それでも何ら問題ないとのことで・・・
空手の大会に出場することや、
スキーのシーズン券の購入をしたことは話したが・・・
私の猟期期間中のことは言わなかった。
でも、急ぐ事はないとのことで、
仮に様子が不安になったら、
すぐに連絡をくれるようにと言われた。
24時間直通携帯番号も教えられ
ますます、安心感が増した。
病院と言えば、大きな組織であるほど
安心感があったが、E町の大病院での
出来事もあり、これからはみやざき外科の
ような営業形態が良いのでは・・・と考え方も変わった。
病院経営は難しく・・・破綻していたり
公営での経営すらやばい・・・
私の住む町は、残念ながらそんな感じ。
医師は過酷な勤務を強いられて、
日々の患者を捌くだけで精一杯なのに、経営は悪いという悪循環。
もしかしたら、我が町の病院経営の切り札も、こんな経営スタイルなのかもしれない。
宮崎医師は、そんな劣悪な環境とは無縁のノビノビとした仕事ぶりに見えた。
しかし、経歴や活躍を見ると非常に過酷な生き方を強いられてきたことが想像に容易い。
我々が求める医療は
きっとこういう医師の存在だろうと思う。
組織や機材の大きさではなく・・・
と言う息子に、
「ちょっと触ってみて良いか?」
と言いながら、手を近づけると・・・
ひゅるひゅる~と陰嚢は縮上がる。
「あれ?」
手を引っ込めると、まただら~んと
垂れ下がってくる。
こりゃ、一大事だなと感じて、
隣町E町の病院へ連れて行く、
最初に小児科の受付を済ませ
問診されると、外科へ行けと言われ
外科に行くと、今度は泌尿器に行けと、
たらい回しにされる。
しかも、医師の診察無しに看護師に
言われて、結局午前中の約4時間は
診察を受けることすら出来ない。
痺れを切らして、受付で一体どうなっているのか
尋ねるが、的を得ない説明に
「今日は時間がないので、出直してくる」
そう告げて、病院を後にした。
前日にネットで調べたところ、
札幌に鼠径ヘルニアのスペシャリストが
居ることが解っていたので、
E町から札幌を目指す。
日帰り手術を売りに、JRタワーオフィスで開業している、みやざき外科JR札幌駅に直結なので、
車は深川に置き、JRに乗り換える。
Sキップを使えば、往復しても車で乗り込むより
速くて安くなる。駐車場の心配も渋滞も関係ない。それに楽チンである。
息子も滅多に乗らない特急に
興奮気味で、ちょっとした旅行気分のようだ。
実は今回の診察に対して、怖がっている節があったので、気分転換も狙っての作戦だ。
診察時に症状が出なければ、
どんな名医でも診断ができないだろう・・・
そう考えたのだが、宮崎医師には無用のものであったことは、後に気づかされる。
札幌駅の東改札口を出て、
みやざき外科までは、ほんの2分ほどで
この雑踏の中、病院があるということには
違和感を覚えながらも到着する。
ネットでは年間2000例もこなす
忙しそうな病院だとわかっていたが、
待合室は他に1人だけ・・・
ほどなくして、名前を呼ばれて
診察室へ入る。
病歴などの聞き取り後に
すぐに患部を見せることに・・・
恥じらいというか、くすぐったいのを
我慢しきれずに、モジモジする息子
だったが、プロと思わされるリラックス
トークで、息子を怖がらせない。
「おとうさんは、他の病気とかを疑わなかったんですか?」
そう尋ねられて、下腹部を触って確認したことを伝える。
「今まで、お腹が痛くて病院に掛かったりしたことはないですか?」
そう尋ねられて、原因不明の腹痛で入院したことや
それがEBウイルスだと言われたことも話す。
「その時にお腹の触診をして、医者がヘルニアを見落としていると思います。
でも、お父さんの言うとおりに、お腹を触れば左右の違いに気がつくし、
息子さんのは典型的というか、わかりやすい症状なんですけどね・・・
北海道は特に小児科医師の外科的な診断力が劣るんですよ」
と、医療事情を話してくれた。
日帰りじゃなくても、しっかりと治したいと
伝えると、心配ありませんとのこと。
逆に、簡単なオペなので、大きな病院では
消毒が必要な縫合を行い、無用な入院を
させる事が、間違いだと指摘する。
なかなかおもしろい事を言う医師だなと
思いながら、他にも色々と尋ねたが、
気持ちよく答える姿は、実に自信に溢れ
今まで持ち得ていた常識が、
本当は非常識であったと気がつく。
納得のいく術前説明。
もし・・・とか、不安要素に対する
無駄のない芯の通った説明に
大変信頼感が湧いた。
あのE町の病院の医師とのレベル差などを肌で感じた。
妻は、自分の勤務する病院は絶対に信頼していない・・・という
お粗末な状態であり、私自身もそれならば、E町の病院へ・・・と考えていた。
しかしE町の病院も、恐るべきたらい回し・・・
正直、みやざき外科は最後の砦
そんな感情を抱き行ったのだ。
手術日は、3月にしてもらった。
もちろん、医師との相談の上、
それでも何ら問題ないとのことで・・・
空手の大会に出場することや、
スキーのシーズン券の購入をしたことは話したが・・・
私の猟期期間中のことは言わなかった。
でも、急ぐ事はないとのことで、
仮に様子が不安になったら、
すぐに連絡をくれるようにと言われた。
24時間直通携帯番号も教えられ
ますます、安心感が増した。
病院と言えば、大きな組織であるほど
安心感があったが、E町の大病院での
出来事もあり、これからはみやざき外科の
ような営業形態が良いのでは・・・と考え方も変わった。
病院経営は難しく・・・破綻していたり
公営での経営すらやばい・・・
私の住む町は、残念ながらそんな感じ。
医師は過酷な勤務を強いられて、
日々の患者を捌くだけで精一杯なのに、経営は悪いという悪循環。
もしかしたら、我が町の病院経営の切り札も、こんな経営スタイルなのかもしれない。
宮崎医師は、そんな劣悪な環境とは無縁のノビノビとした仕事ぶりに見えた。
しかし、経歴や活躍を見ると非常に過酷な生き方を強いられてきたことが想像に容易い。
我々が求める医療は
きっとこういう医師の存在だろうと思う。
組織や機材の大きさではなく・・・
Posted by T主 at 00:39│Comments(10)
│病気・怪我
この記事へのコメント
息子さん良かったですね。
安心して空手練習に打ち込めますね。
E町のHPはM市がほぼ破綻してから非常に混んでいるようですね。
営業努力をしなくてもお客さんが来る美深のセブンみたいな
所ですから、サービスがおざなりになるんでしょう。
町民、市民と医療機関の信頼関係が無くなるとひどいもんです。
T主殿の様に大都市により良い医療を求めて行かれる方は最北にも
沢山います。
宮崎医師の様なスペシャリストが田舎にも居れば良いんですが
スペシャリストは田舎では喰っていけない事情もあります。
都会のスペシャリストと田舎のかかりつけ医がもっと緊密にならなくてはなりませんよね。これからの課題と感じています。
ところで
一医師が他医療機関、医療情勢についてのやや否定的な個人的意見を
一患者さん本人、ご家族に述べるのは私は嫌いですね。
乱文失礼しました。
安心して空手練習に打ち込めますね。
E町のHPはM市がほぼ破綻してから非常に混んでいるようですね。
営業努力をしなくてもお客さんが来る美深のセブンみたいな
所ですから、サービスがおざなりになるんでしょう。
町民、市民と医療機関の信頼関係が無くなるとひどいもんです。
T主殿の様に大都市により良い医療を求めて行かれる方は最北にも
沢山います。
宮崎医師の様なスペシャリストが田舎にも居れば良いんですが
スペシャリストは田舎では喰っていけない事情もあります。
都会のスペシャリストと田舎のかかりつけ医がもっと緊密にならなくてはなりませんよね。これからの課題と感じています。
ところで
一医師が他医療機関、医療情勢についてのやや否定的な個人的意見を
一患者さん本人、ご家族に述べるのは私は嫌いですね。
乱文失礼しました。
Posted by iwa at 2009年01月09日 13:37
無事で何よりです。
「息子の陰嚢」という文を見て、読み進めるうちに、あ、本当の息子か、と気付きました(爆)。
E町のK病院って、M市から通っている人も多いみたいですね。
でもE町の人は、混んでるからといって、個人病院や旧M町の病院に行っていました。
私がM市に住んでいたとき、M市の病院に診てもらって「何ともない」と言われたものが旭川の病院で「問題あり」という診断だったことがあります。
批判を承知で言えば、医療、教育、外食産業など、いろいろな分野のよいものは都市部に集まります。よい病院、偏差値の高い学校、おいしい店は都市部にあります。
どこでも平等な医療を受けられる世の中がいいですね。
「息子の陰嚢」という文を見て、読み進めるうちに、あ、本当の息子か、と気付きました(爆)。
E町のK病院って、M市から通っている人も多いみたいですね。
でもE町の人は、混んでるからといって、個人病院や旧M町の病院に行っていました。
私がM市に住んでいたとき、M市の病院に診てもらって「何ともない」と言われたものが旭川の病院で「問題あり」という診断だったことがあります。
批判を承知で言えば、医療、教育、外食産業など、いろいろな分野のよいものは都市部に集まります。よい病院、偏差値の高い学校、おいしい店は都市部にあります。
どこでも平等な医療を受けられる世の中がいいですね。
Posted by HDJ81 at 2009年01月09日 23:58
iwa さん
> ところで
> 一医師が他医療機関、医療情勢についてのやや否定的な個人的意見を
> 一患者さん本人、ご家族に述べるのは私は嫌いですね。
iwaさんがこのように考えるのはどうしてですか?
良ければ教えてください。
私は宮崎医師に、医療情勢や他の病院の医師の行動について
お尋ねしたしたのは、率直に言って、「不安」を感じるからです。
子を心配な親なら、同じように日頃から、そう感じると思いますよ。
それについて、もし宮崎医師が本当のことを言ってくれなかったり
ごまかそうとしたら、私は「疑心」を抱き続けたと思います。
隠すことなく、一医師が感じるままに述べてくれた意見は、
私達患者の立場にとっては、必要なことであり、今後の判断に
役立つと思われます。
宮崎医師は、私のニーズに正直に答えてくれただけです。
医師の方から個人的な意見を、一方的に述べられたのではありません
iwaさんが宮崎医師の立場なら、どうします?
やっぱり、現実を伝えることなく、他の医療機関や医療情勢について
肯定的に(一部脚色を含む)さわり無く言いますか?それとも
聞こえないふりをしますか?
> ところで
> 一医師が他医療機関、医療情勢についてのやや否定的な個人的意見を
> 一患者さん本人、ご家族に述べるのは私は嫌いですね。
iwaさんがこのように考えるのはどうしてですか?
良ければ教えてください。
私は宮崎医師に、医療情勢や他の病院の医師の行動について
お尋ねしたしたのは、率直に言って、「不安」を感じるからです。
子を心配な親なら、同じように日頃から、そう感じると思いますよ。
それについて、もし宮崎医師が本当のことを言ってくれなかったり
ごまかそうとしたら、私は「疑心」を抱き続けたと思います。
隠すことなく、一医師が感じるままに述べてくれた意見は、
私達患者の立場にとっては、必要なことであり、今後の判断に
役立つと思われます。
宮崎医師は、私のニーズに正直に答えてくれただけです。
医師の方から個人的な意見を、一方的に述べられたのではありません
iwaさんが宮崎医師の立場なら、どうします?
やっぱり、現実を伝えることなく、他の医療機関や医療情勢について
肯定的に(一部脚色を含む)さわり無く言いますか?それとも
聞こえないふりをしますか?
Posted by T主
at 2009年01月10日 18:56

HDJ81 さん
確かに平等な世の中って、理想です。
でも、現実はあらゆる事が不平等なのです。
しかし、それが本来の自然の姿なのですよ。
全く同じ人間が、全く同じ行動を取れば、
世の中は大混乱しますね。
それを回避すべく、不平等があるのだとしたら、
むしろ、それは逆に利用すべきだと思います。
ご存じの通り、私が住むM市を取り巻く、様々な事は
負のスパイラルを断ち切れずにおります。
弱いところへそのしわ寄せがきて、苦しんでいる姿も
仕事上知りたくなくても思い知らされます。
でも、私のライフスタイルにおいては、
こんなM市は、とっても素敵な場所なんです。
都会には様々な分野の良い物が集まる・・・それはわかります。
でも、都会で鹿やカモは獲れないし、
作業小屋で薪ストーブの炎の揺れを楽しんだり、
川で海で釣りをしたいと思って、10分で移動できる。
私は、これをなんと素敵な事か・・・と思うんです。
渋滞も無いしね・・・
魅力ってやつは、なにも世間での良い物ばかりが魅力的なものだとは
思わないんですよ。自分にとってどれだけ魅力かってことだと思います。
医療機関は上手に使わないと、とんだ誤診を受けることもありますね。
でも、患者側がもっと症状を診断しやすいようにと、
一手間を惜しまなければ、正しい診断を受けやすいと感じてます。
それには、その診断について、疑問や不安をしっかりと伝えることかな・・・
車の修理も同じかと・・・爆
ディーラーに着いたときに、不具合箇所の症状が出なければ、
ディーラーだって治しようがない。でも、世間ってそれをヤブだとか
下手くそだとかって言うんですよね。
確かに平等な世の中って、理想です。
でも、現実はあらゆる事が不平等なのです。
しかし、それが本来の自然の姿なのですよ。
全く同じ人間が、全く同じ行動を取れば、
世の中は大混乱しますね。
それを回避すべく、不平等があるのだとしたら、
むしろ、それは逆に利用すべきだと思います。
ご存じの通り、私が住むM市を取り巻く、様々な事は
負のスパイラルを断ち切れずにおります。
弱いところへそのしわ寄せがきて、苦しんでいる姿も
仕事上知りたくなくても思い知らされます。
でも、私のライフスタイルにおいては、
こんなM市は、とっても素敵な場所なんです。
都会には様々な分野の良い物が集まる・・・それはわかります。
でも、都会で鹿やカモは獲れないし、
作業小屋で薪ストーブの炎の揺れを楽しんだり、
川で海で釣りをしたいと思って、10分で移動できる。
私は、これをなんと素敵な事か・・・と思うんです。
渋滞も無いしね・・・
魅力ってやつは、なにも世間での良い物ばかりが魅力的なものだとは
思わないんですよ。自分にとってどれだけ魅力かってことだと思います。
医療機関は上手に使わないと、とんだ誤診を受けることもありますね。
でも、患者側がもっと症状を診断しやすいようにと、
一手間を惜しまなければ、正しい診断を受けやすいと感じてます。
それには、その診断について、疑問や不安をしっかりと伝えることかな・・・
車の修理も同じかと・・・爆
ディーラーに着いたときに、不具合箇所の症状が出なければ、
ディーラーだって治しようがない。でも、世間ってそれをヤブだとか
下手くそだとかって言うんですよね。
Posted by T主
at 2009年01月10日 19:15

T主さん、どうも。
いやー外来明けの気が張っていた心理状態だったので
ちょっと書き方がトゲトゲしくなってしまいました。
すみません。
私の意見ですが、
治療に直接関係している個人に対して
これから地元でお世話になる可能性がある病院、勤務医、開業医
について否定的な意見を言われると
不信感が増大しそれをぬぐうことは大変になるじゃないですか。
ここで重要なのは、直接関係している個人ということです。
もちろんM医師は北海道全域にわたる広い意見を述べられたのはわかります。
T主殿みたいにそれを上手く受け止められる方は良いですが
そうじゃない方も居られる、ねじ曲がった状態でインプットされてしまう人も
実際沢山居られます。
経済に余裕がある人は都会へ、そうじゃない人は仕方なく地元へ。
私はそうなっては欲しくないだけなんです。
私がM医師の立場なら
患者さんがこれからも関わるであろう医療機関の批判はしません。
当たり障りの無い事を言うでしょうね。
出来るだけ地元と連携して治療を進めようと努めるでしょうね。
もちろん傷病の内容、重傷度に依りますが。
一個人の意見です。
軽く聞き流してください。
いやー外来明けの気が張っていた心理状態だったので
ちょっと書き方がトゲトゲしくなってしまいました。
すみません。
私の意見ですが、
治療に直接関係している個人に対して
これから地元でお世話になる可能性がある病院、勤務医、開業医
について否定的な意見を言われると
不信感が増大しそれをぬぐうことは大変になるじゃないですか。
ここで重要なのは、直接関係している個人ということです。
もちろんM医師は北海道全域にわたる広い意見を述べられたのはわかります。
T主殿みたいにそれを上手く受け止められる方は良いですが
そうじゃない方も居られる、ねじ曲がった状態でインプットされてしまう人も
実際沢山居られます。
経済に余裕がある人は都会へ、そうじゃない人は仕方なく地元へ。
私はそうなっては欲しくないだけなんです。
私がM医師の立場なら
患者さんがこれからも関わるであろう医療機関の批判はしません。
当たり障りの無い事を言うでしょうね。
出来るだけ地元と連携して治療を進めようと努めるでしょうね。
もちろん傷病の内容、重傷度に依りますが。
一個人の意見です。
軽く聞き流してください。
Posted by iwa at 2009年01月10日 20:04
iwa さん
早速の回答ありがとうございます。
私もiwaさんの意見に大筋で同意見ですよ。
私の仕事上の立場でも、iwaさんと同じことを言うと思います。
しかし、「患者」という立場から言わせていただくと、
やはり、病院も医師も選ぶ・・・地元、都会問わずです。
大切なのことは、命を救えるか、病気を治せるかという
観点で考え始める。よりよい医療、医者を求める・・・
これは誰も批判できないことです。
私の町の現状としては、救急に関して2次救急の受け入れが
市内では非常に厳しい状況です。1次救急に関しても規模の小さな
開業医が老体に鞭を打って、やっと対応している状態です。
当然、専門科以外の科目も診療しています。
こんな小さな町でも、救急の出動回数は驚くほど多く、
2次救急の場合は、全てE町のK病院へ搬送となります。
私の父の心筋梗塞で経験したのですが、それでは間に合わないのです
自宅から1次救急対応まで約40分、そこで容体が安定すれば
2次救急へさらに40分掛けて搬送・・・助かる命も助かりません。
もちろん父の死は、大都会の医療情勢の中でも
救えなかったかもしれませんが、田舎で暮らすと言うことは、
こういうことなのだと、納得するしかありません。
ご意見の中に、経済的理由により、都会と地元の病院を選んでしまう
ことになって欲しくないとありましたが、家族の病気や命の危機に
私は例え金が無くても、掛け替えのない家族を救いたいと考え、
借金をしてでも、治るなら都会でもどこでも行かせますよ。
大抵の方は、そう考えるのではないでしょうか?
地元の病院で完治できるような病気、風邪や成人病などは、
あえて都会の離れた病院には、例え経済的に余裕があっても
行かないと思いますよ。
だから、病院、医師選びはほとんど方が、経済的な要素は
二の次に考えていると思います。
私が恐れるのは、正しい情報を伝えられない、歪んだ状態を
いつまで医療業界が続けるのか・・・
情報を公開出来ないとしたら、その理由もきちんと表に出すべき
医者のせいじゃなく、国策が悪いんだと・・・皆さんそう感じてるんですから
医者の意見を湾曲したまま捉える人がいても、
それは一過性のことであって、事態はすでにそんなレベルでは
無いと思うんです。もちろん私も宮崎医師の意見が全てであるとは
思っていません。一意見であり、私の判断材料の一つにしか過ぎません
そして、当たり障りのないことを言われれば、私のように余計に不安や
不信感を持つ人間の方が多いと思いますよ。
たとえお先真っ暗な現実だとしても、それを知らされることなく、
判断材料となってしまっては、正しい判断をする権利さえ、
奪われたような気持ちになるんですよ。
だから、尋ねた現実をお話してくれる医師は、信頼できると感じます。
まっ、世の中、色んな人がいますから、一概にこうだとは言えない
議題でしたが、貴重な時間を割いて、本音を語ってくれたiwaさんに
感謝します。
iwaさんのように、自分の意見をきちんと言える方が少ないので
私は人間的に、iwaさんを信頼できる人物だと思います。
このブログのネタとしては、ちょっと重たく、似合わないネタでしたが
管理者としては、聞き流すことは出来ませんでした。
最後に、私はiwaさんの書き方がトゲトゲしいとは感じてませんよ。
たぶん他の方もそう感じてると思います。
早速の回答ありがとうございます。
私もiwaさんの意見に大筋で同意見ですよ。
私の仕事上の立場でも、iwaさんと同じことを言うと思います。
しかし、「患者」という立場から言わせていただくと、
やはり、病院も医師も選ぶ・・・地元、都会問わずです。
大切なのことは、命を救えるか、病気を治せるかという
観点で考え始める。よりよい医療、医者を求める・・・
これは誰も批判できないことです。
私の町の現状としては、救急に関して2次救急の受け入れが
市内では非常に厳しい状況です。1次救急に関しても規模の小さな
開業医が老体に鞭を打って、やっと対応している状態です。
当然、専門科以外の科目も診療しています。
こんな小さな町でも、救急の出動回数は驚くほど多く、
2次救急の場合は、全てE町のK病院へ搬送となります。
私の父の心筋梗塞で経験したのですが、それでは間に合わないのです
自宅から1次救急対応まで約40分、そこで容体が安定すれば
2次救急へさらに40分掛けて搬送・・・助かる命も助かりません。
もちろん父の死は、大都会の医療情勢の中でも
救えなかったかもしれませんが、田舎で暮らすと言うことは、
こういうことなのだと、納得するしかありません。
ご意見の中に、経済的理由により、都会と地元の病院を選んでしまう
ことになって欲しくないとありましたが、家族の病気や命の危機に
私は例え金が無くても、掛け替えのない家族を救いたいと考え、
借金をしてでも、治るなら都会でもどこでも行かせますよ。
大抵の方は、そう考えるのではないでしょうか?
地元の病院で完治できるような病気、風邪や成人病などは、
あえて都会の離れた病院には、例え経済的に余裕があっても
行かないと思いますよ。
だから、病院、医師選びはほとんど方が、経済的な要素は
二の次に考えていると思います。
私が恐れるのは、正しい情報を伝えられない、歪んだ状態を
いつまで医療業界が続けるのか・・・
情報を公開出来ないとしたら、その理由もきちんと表に出すべき
医者のせいじゃなく、国策が悪いんだと・・・皆さんそう感じてるんですから
医者の意見を湾曲したまま捉える人がいても、
それは一過性のことであって、事態はすでにそんなレベルでは
無いと思うんです。もちろん私も宮崎医師の意見が全てであるとは
思っていません。一意見であり、私の判断材料の一つにしか過ぎません
そして、当たり障りのないことを言われれば、私のように余計に不安や
不信感を持つ人間の方が多いと思いますよ。
たとえお先真っ暗な現実だとしても、それを知らされることなく、
判断材料となってしまっては、正しい判断をする権利さえ、
奪われたような気持ちになるんですよ。
だから、尋ねた現実をお話してくれる医師は、信頼できると感じます。
まっ、世の中、色んな人がいますから、一概にこうだとは言えない
議題でしたが、貴重な時間を割いて、本音を語ってくれたiwaさんに
感謝します。
iwaさんのように、自分の意見をきちんと言える方が少ないので
私は人間的に、iwaさんを信頼できる人物だと思います。
このブログのネタとしては、ちょっと重たく、似合わないネタでしたが
管理者としては、聞き流すことは出来ませんでした。
最後に、私はiwaさんの書き方がトゲトゲしいとは感じてませんよ。
たぶん他の方もそう感じてると思います。
Posted by T主
at 2009年01月10日 22:24

E町のK病院は、対応がいいですよね(^^)
もーりんも以前受診したときの医師&看護婦さんの気遣いに涙涙でした♪
もーりんの住むW市も、医師と患者のコミュニケーションがとりずらいのか、満足のいく説明はされることが少なく、旭川市まで行ったことがあります。
セカンドオピニオンが必要な世の中ですね…
息子さんの病気の早期発見何よりです(^^)
お大事に~~
もーりんも以前受診したときの医師&看護婦さんの気遣いに涙涙でした♪
もーりんの住むW市も、医師と患者のコミュニケーションがとりずらいのか、満足のいく説明はされることが少なく、旭川市まで行ったことがあります。
セカンドオピニオンが必要な世の中ですね…
息子さんの病気の早期発見何よりです(^^)
お大事に~~
Posted by もーりん at 2009年01月11日 20:29
もーりん さん
以前はE町のK病院は、本当に対応がいい病院でした。
しかし、現在はM市からドッと患者が押し寄せて、
スタッフは大変混乱してます。明らかにキャパが足りない!
故に余裕がなく、サービスというか全ての面で悪循環してます。
私は循環器にかかっていて、採血の時に7回も針を刺されて
血は一滴も採れない・・・そんな目に遭ったのが、
連続して起こったのと、待合いで他の患者さんも嘆いていたので
K生連にメールを送り、どうかスタッフの労働環境を改善してくださいと
伝えたところです。
患者側の目線に立つことは、余裕がなければ出来ないと思います。
それがまして自分ではなく、我が子だとしたら・・・
過去に夜間救急で子供を診せたときに、担当した医師が酒臭くて
その事実を追求したら、土下座をされたことがありましたが、
それだって、我が子を思えばのことで、その医師を個人攻撃した訳では
無いんです。法的に医師免許剥奪でしょうが、そんな事よりも
我が子の病気を治せるかが問題なんですよね。
ちなみにその病院は、妻が勤める病院でして・・・
その医師は1ヶ月経たないうちに、消えちゃいましたよ。
病院だけではなく、自分の仕事においても、同じように気をつけてます。
如何に相手の目線に立つか・・・簡単なようで結構難しく、
それが出来ないために、職を辞す人も後を絶ちません。
医者と言えども医療のお勉強も大切でしょうが、
人相手の勉強も求められる・・・
そんな世の中なんでしょうね。
以前はE町のK病院は、本当に対応がいい病院でした。
しかし、現在はM市からドッと患者が押し寄せて、
スタッフは大変混乱してます。明らかにキャパが足りない!
故に余裕がなく、サービスというか全ての面で悪循環してます。
私は循環器にかかっていて、採血の時に7回も針を刺されて
血は一滴も採れない・・・そんな目に遭ったのが、
連続して起こったのと、待合いで他の患者さんも嘆いていたので
K生連にメールを送り、どうかスタッフの労働環境を改善してくださいと
伝えたところです。
患者側の目線に立つことは、余裕がなければ出来ないと思います。
それがまして自分ではなく、我が子だとしたら・・・
過去に夜間救急で子供を診せたときに、担当した医師が酒臭くて
その事実を追求したら、土下座をされたことがありましたが、
それだって、我が子を思えばのことで、その医師を個人攻撃した訳では
無いんです。法的に医師免許剥奪でしょうが、そんな事よりも
我が子の病気を治せるかが問題なんですよね。
ちなみにその病院は、妻が勤める病院でして・・・
その医師は1ヶ月経たないうちに、消えちゃいましたよ。
病院だけではなく、自分の仕事においても、同じように気をつけてます。
如何に相手の目線に立つか・・・簡単なようで結構難しく、
それが出来ないために、職を辞す人も後を絶ちません。
医者と言えども医療のお勉強も大切でしょうが、
人相手の勉強も求められる・・・
そんな世の中なんでしょうね。
Posted by T主 at 2009年01月12日 23:53
所謂、モンスターペイシエントですね。
管理人さん。
こうして小児医療が崩壊していく。
管理人さん。
こうして小児医療が崩壊していく。
Posted by もんぺ at 2009年01月13日 08:48
もんぺ さん
はじめまして。
私は、モンスターペイシエントとは、もっと違う形だと思いますよ。
私は、医師の診察も受けてないわけですし、
病院側には、あくまでも自己都合により、時間がないので
出直してきますと伝えてます。
だから、当然のことですが医療費の請求はありませんでした。
私は医療行為を求めたわけではないので、
モンスターペイシェントとは違うと考えます。
世間では、ペイシエントではなくペイシェントと表記しておりますので
モンスターペイシェントと捉えますが・・・
それに・・・
小児医療は現在、すでに崩壊しているんですが・・・
それとも、崩壊していないとお考えなんでしょうか?
何をもって、私をモンスターペイシエントと断定するのか
根拠もなければ、考えも書かれていないので、
議論にならないお相手として、認識いたしますね。
いちおう、管理画面で発信元をみたところ、どこの町から発信されたのか
判明してますので、真っ当なご意見としては扱いません。
あしからず。
お話をしたいならば、きちんとした考え方や根拠を
示すべきですよ。
ネットだからといって、なめちゃいけませんね。
あなたのような、通りすがりの方が消滅することを願ってます。
だいたい、茨城県から発信するような知り合いは、私にはいませんし、
こちらとは地域事情が異なるんでしょうね。
どちらにせよ、あなたのような人のせいで
インターネットで多発する、“顔の見えない第三者”からのいやがら
に困っている人の数の方が、世の中多いわけですし、
独りよがりの、さびしい行為は、お止めになった方がいいと
思いますよ。
はじめまして。
私は、モンスターペイシエントとは、もっと違う形だと思いますよ。
私は、医師の診察も受けてないわけですし、
病院側には、あくまでも自己都合により、時間がないので
出直してきますと伝えてます。
だから、当然のことですが医療費の請求はありませんでした。
私は医療行為を求めたわけではないので、
モンスターペイシェントとは違うと考えます。
世間では、ペイシエントではなくペイシェントと表記しておりますので
モンスターペイシェントと捉えますが・・・
それに・・・
小児医療は現在、すでに崩壊しているんですが・・・
それとも、崩壊していないとお考えなんでしょうか?
何をもって、私をモンスターペイシエントと断定するのか
根拠もなければ、考えも書かれていないので、
議論にならないお相手として、認識いたしますね。
いちおう、管理画面で発信元をみたところ、どこの町から発信されたのか
判明してますので、真っ当なご意見としては扱いません。
あしからず。
お話をしたいならば、きちんとした考え方や根拠を
示すべきですよ。
ネットだからといって、なめちゃいけませんね。
あなたのような、通りすがりの方が消滅することを願ってます。
だいたい、茨城県から発信するような知り合いは、私にはいませんし、
こちらとは地域事情が異なるんでしょうね。
どちらにせよ、あなたのような人のせいで
インターネットで多発する、“顔の見えない第三者”からのいやがら
に困っている人の数の方が、世の中多いわけですし、
独りよがりの、さびしい行為は、お止めになった方がいいと
思いますよ。
Posted by T主
at 2009年01月13日 15:17

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