近況
生きてますよ!
ご心配いただいた方、放置しっぱなしで申し訳ないです。
さて、エゾシカ猟解禁です。
みなさん鼻息も荒く、猟場へ向かってますね。
それは一向に構わないのですが、
有害鳥獣駆除行政関係者様達は、そんな光景をどう見ているのでしょうね?
やっぱり、『あいつら、撃ちたがってるべや! たくさん獲って、有害の被害減らしてくれ』
これが一番かな・・・
行政的に一番費用を使わずに、捕獲数を伸ばせます。
これが、3月までの猟期ストレッチに繋がっていると、私は確信してます。
でも、焼け石に水というか、実際の有害鳥獣駆除現場では、増える一方だと
担当者レベルは分かってますが、革靴にネクタイのお偉いさん達には届いてない・・・
減少するハンター数もお構いなし・・・それなのに捕獲許可権限を握ったまま・・・
そんな目覚めの悪い朝を迎えるのは、私自身が今まさに、この街の来年度の
有害鳥獣駆除行政における予算作成に携わっているからかもしれません。
誰もやらなかった事を、ゼロから積み上げて資料を作成、関係機関との打合せ
実態のしれない被害額や野生動物の個体数まで、この短い期間で求められるのは
非常に厳しい訳ですが、泣き言も言ってられません。
まさに、身を粉にして仕事に追われてます。
でも、そんな中でも妻が所持許可に向けて、準備講習を受けるなどの
前進が見られたことや、息子が10歳の誕生日を迎えて、一つの節目というか
その成長ぶりを喜び合ったり、家庭的には幸せ満足度は高いわけです。
私が10歳の時は、大きな人生の分岐点を経験しました。
K察官だった父が機動隊でTVに写ったり、
中途退職して、田舎の祖父宅へ一家で転がり込んだり
小さな自分でも、その激動に震える親達の動揺振りは感じ取りましたし
私も親に面倒を掛けまいと、妹の面倒を見たり、
少し大人に近づいたというか、自主性を意識したのでした。
今の息子と比べて、随分とずる賢く、行動力もあったなと・・・
そして、その頃から粗暴振りも発揮され始めたかな・・・
釣りに初めて一人で行ったり、夢中になったのも10歳の時でしたね。
田舎暮らしは良いなと思い始めたのも、この頃からですね。
川遊び、山遊び・・・
そして、30年経った今もその頃と変わらぬ遊びを・・・
だから、息子も今の年齢で覚えさせたい事が、たくさんあるんですが、
現実は日常の雑多に流されて、せいぜいゲームの相手とかで・・・
釣りにも連れて行けず、猟にも連れて行けず・・・
ほとんど残業は賃金カットで働いているんですけどね・・・
帰宅も22時前後、それでも世間は『お前らは楽な仕事でいいよな』との
バッシングを受け、苦労も報われず・・・
こんな人生でよいのかな・・・といつも思うわけです。
以前は、そんな輩の発する言葉にも、『じゃあ、お前やってみろや!』
と、言い返す気力もありましたが、今は国の根幹から揺らいで
明日をも知れない世の中ですからね・・・
それでも泣き言を言っている暇はなく、このまま年末の多忙な時期まで
息も付けない環境の中、仕事を進めることに・・・
こんな環境で良い仕事が出来るのかな・・・
間違っていると思うけど・・・
汗水垂らして、世の中が良くなれば、報われるけど、
それを求められない国政・・・
かなりモチベーション下がってます。
でもそのせいで、何でもないような普通の出来事を送ることが出来る家庭に
幸せというものを見つけられるのかもしれない。
だとすれば、この殺人的な仕事量の劣悪な環境も、決して悪くはないのかも
しれないな・・・
そう思って、なんとか仕事のモチベーションを保っている。
そんな感じです。
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